◆日 時:平成26年11月15日(土)10:30~13:30
◆場 所:善光寺境内及び淵之坊
◆内 容:善光寺の歴史勉強会と見学会(拝観・精進料理昼食会)
◆講 師:若麻績 享則さん(淵之坊 住職)

11月15日(土)に東北ブロック研修会「善光寺の歴史勉強会と見学会」が開催されました。当日はあいにく小雨の降る中でしたが、保護者52名、児童・生徒48名の合計100名のご参加いただきました。
集合場所となった淵之坊では住職の若麻績享則様に善光寺についてのレクチャーを受け、2班に分かれて善光寺とその周辺を歩きながら、さらに詳しいお話しをいただきました。とくに本堂内陣では、秘仏の御本尊「一光三尊阿弥陀如来像」が御安置されているという瑠璃壇の鳳凰と龍の二枚の金襴戸帳があがる瞬間をタイミング良く拝観することができました。
私自身始めて知ったのは、数え年で7年に一度開かれる御開帳のシンボルとして前立御本尊と人々との架け橋となった回向柱が、御開帳終了後には経蔵裏手へ移動され、人々の思いと共に長い年月を経て土に還っていくことでした。歴代回向柱として昭和30年(1955年)から平成21年(2009年)までの10本の回向柱があり、一番古い柱は30センチ程になっています。徐々に朽ちて短くなり、土に帰っていく様には感慨深いものがありました。
境内を一通り見学した後、集合場所だった淵之坊に戻り美味しい精進料理をいただきました。
当日の設営など企画からご指導いただいた淵之坊に心より感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。