長野市PTA連合会は児童・生徒の幸福を希求して結集する社会教育団体です。

長野市PTA連合会とは

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平成29年度 基本的な考え方

【活動テーマ】
『和ごころ』 学び合い、支え合い、育ち合う
~無限に広がる子ども達の可能性を信じて 共に育もう輝く未来を~

【基本的な考え方】
昭和20年代、それまで学校の後援会的な性格を持っていた父母会や保護者会は、「子ども達の健やかな成長のために親と教師が協力し、連携を深め、お互いに学びあう」ことを目的としたPTAへと発展し、その理念は瞬く間に全国各地に広がりました。

「学び合い」
それから今日に至るまでに社会は変化を繰り返し、核家族化や少子化、共働き世帯の増加を背景とした家庭のあり方にも変化がみられ、親子の“ふれあい”や関わりは生活の過密化と共に希薄になったと言われています。学校教育においては“詰め込み”や“ゆとり”と言われた時代を経て、子ども達の自主性や思考力、判断力や表現力などのバランスのとれた教育が求められるようになり、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和がとれた総合的な学習へと変遷してきました。現代の教育には、学校・家庭・地域の連携と協力が不可欠であり、PTAはそれぞれの教育を繋ぐ“懸け橋”の役割を担っています。しかし、生活の過密化や価値観の変化と共にPTAへの関心は薄れ、参加意欲の低下による活動の停滞が懸念されています。PTAは“子ども達の健全な成長と教育の振興”を目的に会員同士が『学び合い』、教育課題に取り組みながら自らの教養を高める「大人の学び舎」であり、学校と家庭、地域に学びを還元しながら教育の振興に努める、大切な役割も担っています。現代のPTAには、多様化する家庭環境や会員のニーズに応じた“魅力ある活動”の模索と、会員の理解と協力を得る“柔軟な対応力”が必要であり、“子ども達の応援団”として多くの会員が集い、学び合う、活気あふれるPTAへの転換が求められています。

「支え合い」
一方で、私たちが幼少の頃と現代の子ども達を取り巻く教育環境の違いに戸惑いを感じる保護者が増えています。かつては親以外の大人が子ども達と接する機会が多くあり、子ども達は人々との交流を通じて“社会との繋がり”を学び、保護者は“親”を学んできました。しかし、地縁的な繋がりや人間関係の希薄化に伴い、親子が地域で学ぶ機会は減少しており、子育て家庭への支援のあり方が今後の課題とされています。近年は情報通信技術の進展や、社会のグローバル化による“時代のうねり”が激しさを増しており、家庭と学校と地域社会が相互に補完しながら、子ども達の“生きる力”を育むことが大切です。そのためには“地域ぐるみ”で『支え合い』、親子の学びを支援する「地域の教育力」を高める取り組みが必要であり、保護者は支援の受け手という意識だけではなく、学校や地域行事に積極的に参加しながら信頼関係を深め、子ども達の「明日を拓く深く豊かな人間性」の実現に向け、社会全体で子ども達の成長を支え合うことが大切です。

「育ち合う」
平成27年6月、公職選挙法の一部が改正され、選挙における投票権が満18歳以上へと引き下げられました。これに伴い、民法における成人年齢引き下げへの議論と検討が進んでいます。中学校を卒業した3年後には“大人”として社会から認められることを考えると、子ども達は今何を学び、どのような資質や能力を身につけるべきなのかを私たち大人が責任をもって考え、取り組む必要があります。学力や知識の向上はもちろん、基本的な生活習慣を身につける家庭教育にもしっかりと向き合い、義務や責任としてだけではなく、親の“務め”として子どもに寄り添い、親子が“共に『育ち合う』”ことが大切です。

『和ごころ』
平成29年度長野市PTA連合会は、同じ子育て世代である保護者同士の連携と、保護者と教職員との信頼関係を深め、同時に学校・家庭・地域の“しなやかな横のつながり”で教育を支援する環境を目指し、活動を展開します。また、“家族や地域が共に協力する子育て”への理解を図り、“社会全体が人と教育への調和を取りながら支え合う『和ごころ』”を育む活動に取り組みます。近年では、父親の交流と教育参加を目的とした“父親の会”の設立や、世代間交流で家庭教育を支える地域の取り組みもみられ、キャリア教育への協力や学校行事への参加を推進する企業が増えるなど、子育てに対する社会の理解も進んでいます。長野市PTA連合会としてもこれらを積極的に推進し、社会全体が子ども達を中心に手を結び『和ごころ』で包み込む、温もりある教育環境を目指し活動を行います。
今年度も引き続き教育行政機関や長野市校長会、教育関係団体と協調しながら方向性を共有し、「教育の連携」を深める活動に取り組みます。長野市教育委員会が発表した「しなのきプラン29」への理解を深め、保護者・教職員・地域住民が同じ視点で協力し、教育を支える「地域の教育力」の向上を図ります。また、長野市PTA連合会が推進してきた「長野市大人と子どもの心得八か条」の啓発と、「長野市青少年ネット利用啓発運動」を継続し、合わせて委員会活動や研究集会、ブロック研修会や親の会の充実を図り、会員への学びの還元と関心を高めながら子ども達の豊かな学びを支えます。

終わりに
“学ぶ”とは“真似る”が変化した言葉だと言われています。子どもは純真無垢であり、無限の可能性を秘めた素直で正直な存在です。“子どもは親の鏡”と言いますが、一番身近な大人を手本として真似、良し悪しを判断しながら日々成長し続けています。基本的な生活習慣や倫理観、人に対する信頼感や思いやり、自尊心や自立心、そして子どもの自主性を引き出し育てるのは身近な親(Parent)であり教職員(Teacher)なのです。私たちは子ども達の健やかな成長を願ってお互いに学び合い(Association)、子ども達の“ために”だけではなく、子ども達に寄り添いながら「共に」行動で模範を示すことが大切なのです。その経験が子ども達の財産となり、“輝く未来”という最高のプレゼントになるのですから。

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