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◆日時:平成30年6月23日(土)13:45~16:15
◆会場:柳原公民館
◆参加人数:約80人

今年度第1回の単位PTA保護者代表者会が開催されました。

次第
1 開会のことば
2 長野市大人と子どもの心得八か条 唱和
3 会長挨拶
4 委員長挨拶
5 委員紹介
6 講話
演題:「子ども達の応援団」~私たちの想いを結いながら~
講師:大矢 洋丈 氏(平成29年度 長野市PTA連合会会長)
7 分散会
(1) 学級懇談会の現状と困りごと ~他校の取り組みを聞いてみよう~
(2) 「子供たちの応援団」として私たちにできること ~私にできること、やりたいこと~
8 まとめ
9 閉会のことば

<大矢さん講話内容>

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■自己紹介
自分の学歴、家族構成、仕事内容などを、ざっくばらんに話されていました。
PTAに関わるようになって5年が経過したとのことです。

古牧小学校PTA副会長 → 同会長 → 長野市PTA連合会副会長 → 同会長 → 同顧問

■現在のPTAの問題点
PTA組織と会員(保護者)との意識が共有されていないこと

■PTAとは
・営利を目的としない社会教育関係団体
・学校の付属機関ではない(民主的で独立した任意団体である)
・大人の学び舎である(学びを還元する)
・活動支援対象は子ども→PTAを通じて大人と子どもが共に育つことが望ましい

■PTAを好きになれない理由
・会員の声を取り入れていない
・声を出しても、上のほうまで届かない
・押しつけや強制に思ってしまう
・存在理由がわからない
・忙しい生活の中で負担感がある

■これからのPTAの形や方向性
・社会に対して不安に思う大人が多い(時代の変化)
・子育ては“楽”な時代ではない 「楽しい」から「愉しい」へ変化させていきたい
愉しい→愉快なこと、自分が気持ちがよいこと、面白く気持ちが浮き立つこと

■組織として愉しめるPTAへ
・頑張っている人を誉める→感謝
・学ぶPTA→目的と気づき
・誰かがではなくて自分が→主体性
・PTAが教育の連携を図る懸け橋に
・「子ども達のために頑張りましょう」ではなく「子ども達のために何をしてあげられるのか考えましょう」に変化を

■学級PTA
・学級PTAはPTA主催だということを知っていますか?(意識をもって欲しい)
・決して連絡会ではない→会員同士のアイディアやアドバイスの交流ができる場である
・PTAはヘルパーではなくサポーターとして子どもに寄り添うべきである
・子ども達の応援団としての学級PTA

■これからのPTA
(1) 子どもを真ん中に
(2) 父親の協力と参加
(3) 活動を減らすのではなく参加しやすい環境つくり、意識改革を

子どもは純真無垢、色を染める大人の行動はとても大事!

<分散会>

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約8人を1グループとして10グループに分かれ、次第のテーマ(2つ)について話し合いが行われました。
テーマが変わるときには、グループの編成も変えました。
テーブルの真ん中に模造紙を置き、発言内容や感じたことを自由に記入していき、話し合いの後にグループ毎に発表することはありませんでした。

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■学級懇談会についての困りごと
どこの学校も、学級懇談会の出席者が少ないことに困っているようでした。

■子ども達の応援団としてできること
PTAというよりは、個人として、母親としての気持ちを話される人が多かったようです。
「しっかり子どもの話を聞いてあげたい」
「いつでも笑顔でいたい」
「子どもの悪いところばかりではなく良いところを見てあげたい」

主催していただいた保護者代表者特別委員会の皆さま、お疲れ様でした。