001

◆日時:平成29年7月22日(土)13:00~
◆場所:長野市安茂里公民館
◆担当校:裾花中学校
◆共催:長野県金融広報委員会
◆参加人数:153人(男性23名、女性130名)

平成29年度犀北ブロック親の会が長野市安茂里公民館にて開催されました。

◇基調講演会
演題:「教育費の準備や家計について考えよう」
講師:合田 菜実子 氏(ファイナンシャルプランナー、キャリアカウンセラー)

002003

講演会では主に、今後に必要になるであろう教育費についてのお話をしていただきました。そして貯蓄の仕方や奨学金の種類、金融機関からの教育ローンなど、お金に関する、避けては通れない貴重なお話をしていただきました。
資料を基に、具体的な金額を教えていただいたので、現実的に参考になった方も多かったのではないでしょうか。

004005

◇分散会
テーマ:「おこづかいの使い方などを子どもに教えよう」
小学校:講師 宮原 則子 氏(長野県金融広報委員会金融広報アドバイザー)
中学校:講師 合田 菜実子 氏(ファイナンシャルプランナー、キャリアカウンセラー)

分散会は、小学校・中学校のそれぞれのお子さんをお持ちの保護者にご参加いただき、各会場に分かれて行われました。事前に挙げていただいた質問に答えていただく形での分散会になりました。お金に関する仕組みや、価値観を子どもに教えることの難しさが、共通の課題のように感じました。

宮原先生は「お金を貯めることは大切だが、使い方、特にお金を使う意味を子どもに学ばせることが重要」、合田先生は「各家庭でお金に関する環境は異なるが、重要なのはその家庭ごとのルール作り」と、実践すべきことを教えていただきました。

006007

008009

<参加者の感想>
・大変勉強になりました。
・とても良い講演でした。
・今後の生活に生かしたい。
・わかりやすい説明でした。(子どもが)高校に入る前に聞けてよかったです。
・大切なことを学びました。親にしてもらったことを、子どもにもしてあげたいと思いました。
・もっと早く勉強したかったです。とても良い内容でした。
・第1子が高校生なので、もう少し早く聞きたかった。おこづかいについても、少し考えようと思う。
・こういう機会でないとなかなか触れづらい事なので、とても勉強になりました。
・身近な話でよかった。貯めたら使い方も教えたい。
・前半は慌ただしかったので、じっくり聞きたかった。
・教育資金について漠然とした不安があったけれど、貯金や奨学金の制度について知ることができてよかった。
・日頃なんとなく使っているお金について、もう少し考えて使おうと思った。
・おこづかいの渡し方、お金の意味をこれから子どもに伝えていく上で、とても参考になりました。
・子どもの将来のために自分でやりくりする力をつけられるよう実践していきたい。
・将来的な教育費が具体的にわかりました。家計簿をつけ、子どものお金の使い方を考えたいと思います。
・合田先生からは、もう少し専門的なお話を聞きたいと思いました。宮原先生のお話は実用的でよかったです。
・宮原先生のお話は、子どもへの教育について役立つものでした。
・子どもは中学生ですが、今からでも間に合いそうなので、子どもとお金について考えたいです。
・充実した講演会でした。宮原先生の質問に答える形式は分かりやすかった。
・時間が足りなかった。大学の1単位のお金の計算をするなど、生の声が面白かった。
・まあいいか、で済ませていたことや子どもの自立を改めて考えさせられました。
・お金の価値を子どものうちからしっかり身につけさせることが大事だと学びました。
・自分や子どもの成長のために頑張ろうと思いました。
・家庭でのコミュニケーション等、悩んでいることがあったので参考になりました。
・子どもにおこづかい帳をつけさせたいと思いました。
・お金の使い方にも気をつけようと思います。
・父親も連れて来ればよかったと思いました。
・家に帰って家族で話し合いをしたいです。
・すごく刺激になりました。資料がたくさんあるので、家でみんなで話したいと思います。
・家計簿をいただいたのでつけてみます。子どもと一緒に頑張ります。
・託児場ありがたかったです。聞きたいお話が聞けました。
・託児場でおやつと飲み物をいただきありがとうございました。(教育費に)お金がかかることがわかり暗くなりました。
・バッグをもらえてありがとうございます。パンフレットも、家で話すときに使います。
・広い会場でクーラーも効いていてよかった。

010011

<取材後記>
お金の問題は各家庭により異なりますが、避けては通れない大切なことです。早い段階から計画的に取り組むことや、お金に関することをいかに子どもと共有するかなど、課題が多いことも確かです。子どもを取り巻く環境が目まぐるしく変化していく現代においては、つい過保護になりがちです。お金に関することは子どもたちと共に一緒に考える時間を持つことが大切です。そういった意味では将来に役立つ有意義な講演になったのではないでしょうか。

最後に、親の会にご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。また、開催していただいた裾花中学校の役員及び関係者の皆様お疲れ様でした。

信州新町小学校 小林 昭仁