◆日時:平成28年10月15日(土)13:30~16:30
◆会場:ホクト文化ホール・中ホール
◆主催:長野市教育委員会
◆共催:長野市PTA連合会

秋晴れの好天にも恵まれ、350人を超す来場者となり盛況に開催されました。

1_青少フェス-開会 (5)

発表のはじめは長野市シニアリーダーの皆さん。普段は地域の育成会や子ども会へ出向いて子どもたちの育成の一助となる活動をされている、高校生を主とするお兄さんお姉さんたちです。今回はレクレーションをひとつ紹介いただきました。『あんたがたどこさ』を歌いながら両手を使った手遊びでした。歌のリズムに合わせ、片手で自分の肩、腕、手のひら…もう一方の肩まで順に片手を動かしていくのですが…。『さ』の時には動きを変えたりリズムを早くするなどの応用が入ると、もう大人は慌ててしまい、うまくできません。頭の体操にもなりつつ、子どもも大人も会場はとても和やかな雰囲気となりました。

2-1_青少フェス-シニアリーダー (3)2-2_青少フェス-シニアリーダー (4)

その後は、地域の子どもたちの発表が2グループ。「篠ノ井スマイルズ」の皆さんはチアリーディングを披露。子どもたちにおなじみのミッキーマウスや夏まつり(ホワイトベリー)、千本桜といったとても軽快な音楽に合わせてダンスをしていただきました。最後は信濃の国でしたが、これも躍動感あふれたアップテンポにアレンジされていて、スピード感あるステージでした。

3青少フェス-発表チアリーディング (4)

もう1グループは、バイオリン演奏の「キラキラ星」の皆さん。聴きなれたクラシック曲を5曲以上演奏していただきました。びっくりしたのは幼稚園に通う小さなお子さんも多数いたこと。けなげに一生懸命バイオリンを弾いている姿に、自然と笑顔になり、生のバイオリン演奏がとても心地よく穏やかな気持ちとなりました。

4_青少フェス-発表バイオリン (6)

続いて子どもたちのポスター・作文などのコンクール表彰式がありました。代表ステージ発表では北部中1年の池田ももさんにより『東日本大震災で気づいた家族の大切さ』の作文を朗読していただきました。震災を通じ、家族で過ごす一家団らんの大切さを改めて強く感じた…あたりまえの幸せに気づいたという発表に、とても共感しながら私自身も『何気ない普通が幸せである』と再認識をさせられました。

5-1_青少フェス-表彰 (1)5-2_青少フェス-表彰 (2)

最後にSBC信越放送アナウンサー・中澤佳子さんの講演。『子育て遊園地 ~ドキドキワクワクのち疲労~』と題し、一児の働くママの奮闘日記とでも言いましょうか、実体験にもとづいた楽しみや苦しさを赤裸々にお話いただきました。

6_青少フェス-講演 (2)

まさに1分・2分の分単位のスケジュールでお子さんを迎えに行く。情報集めは朝3時ごろからしている。お弁当にはいろんな工夫をして愛情を入れている。自由と責任を教えたい。子育て本のとおり100%はできない、ほんのちょっとでも参考にできればよい。子どもがはじめてウソをついた時、なんて言えばよいのかわからなかった…。子育ては題目のような遊園地みたい。楽しいけどその後は疲れる。でもそんな疲労感もとても『心地の良いものにしたい』という、工夫や前向きな発言が印象的でした。来場された保護者の方々も共感や気づきを多く得られたのではと思います。

会場の外のホワイエにも展示などありました。大人指導者の会の皆さんにより来場された子どもたちが一時的に遊べるように手作りおもちゃがたくさん用意されていました。

7-1_青少フェス-ホワイエ (12)7-2_青少フェス-ホワイエ (13)

また、コンクールの優秀作品の展示もあり、子どもから大人まで楽しめ、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

7-3_青少フェス-ホワイエ (4)

報告者 朝陽小PTA会長 松山 晃伸