令和2年度長野市PTA連合会 会長 中島 明彦

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令和2年度も多くの会員の皆様のご協力、ご支援を賜りましたことに深く感謝いたします。そして、長野市PTA連合会の活動にご尽力いただきましたPTA役員の皆様に心より感謝申し上げます。
また各学校の役員の皆様におかれましては、日頃より、学校との連携、地域への協力、子どもたちへの温かい見守り、一年間ありがとうございました。
コロナ禍により書面決議となりました長野市PTA連合会総会も6月11日をもちまして決議が承認され退任する事となりました。
令和2年、年明けに中国で発生した新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、1年半が経過しました。現在、高齢者のワクチン接種がスタートしましたが未だ終息まで時間がかかると予測されます。
この新型コロナウイルスの影響で昨春には学校の一斉臨時休業もありました。
そして本来であれば、当たり前の日常が新型コロナウイルスの影響で生活様式が大きく変化しました。小中学生の学校生活、保護者の仕事のあり方も変わってきました。学校行事は制限、縮小されることが多くなりました。
また学校では令和2年度から小学校で、令和3年度には中学校で新学習指導要領が全面実施されます。今回改定による教育課程の理念として「より良い学校、学校教育を通じてより良い社会を創るという目標を学校と社会が共有し、それぞれの学校において、必要な教育内容をどのように学び、どのような資質、能力を身に付けられるようにするのか明確にしながら社会との連携、協働によりその実現を図っていく。」とあります。
よって、これからの学校教育の取り組みは学校だけではなく今まで以上にPTA、地域との連携が重要となります。
また県の人材育成策として立ち上げた「GIGAスクール構想」がコロナ禍で前倒しになりICT教育の導入がスタートしました。
ICT導入により「新時代に対応した学びの継続のための学習環境の実現」となります。
めざす姿は①学校の臨時休業等の緊急時においても教員と児童生徒のやりとりが円滑にできる環境設定、②1人1台端末を文具と同様に活用し、主体的に学習をデザインして自律的に学ぶ児童生徒とあります。
このように今後、子どもたちの教育環境が大きく変化していく中で私たち保護者もこれから時代の変化に伴い学習していく事が重要だと思います。今後、長野市PTA連合会としても様々な活動の中で保護者の方々へのサポートもしていけるように引き継いで取り組んでもらいます。
保護者それぞれの環境で、それぞれの信念で、それぞれの創意工夫で、活動も変わり、人が集い、思いがつながっていく。この貴重なひとときの子育て仲間と共に楽しく活動をお願いいたします。

また令和3年度も野田会長をはじめとする新体制におきましても皆様方のご支援、ご協力の程、宜しくお願い致します。
私たち旧役員は顧問、参与としてサポートして参ります。

一年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。