◆日時:10月11日(土)13:30~16:30
◆会場:篠ノ井市民会館
◆発表
①長野市シニアリーダーによる発表
・楽しいレクリエーション
・26年度子どもキャンプの紹介
②地域のこどもステージ
・和太鼓の発表(信田小学校4年生以上のみなさん)
◆子どもたちの表彰
・青少年健全育成作品コンクール優秀作品表彰
・標語最優秀作品の表彰
◆講師:上原 貴夫 先生(長野県短期大学教授)
◆演題:バーチャル(仮想)に生きる若者、今こそリアル(実体験)を
◆主催:長野市、長野市教育委員会
◆共催:長野市PTA連合会

秋晴れの気持ちのいい午後、大勢の保護者、生徒、児童が篠ノ井市民会館に集まってきました。
まずは、長野市シニアリーダーズクラブの皆さんの発表からスタート。今年度の「長野市子どもキャンプ」の実践報告をしていただきました。自分たちで企画、実施するのは様々な困難があったと思います。
この経験から、リーダーとしての自覚が芽生え、みんなで壁を乗り越えていった様子がよく伝わってきました。発表した5人の「友情」が何よりの成果ですね!
次に信田小学校の皆さんによる和太鼓の演奏が披露されました。息の合った、元気な太鼓のリズム。日頃の練習の成果が十分に発揮された演奏でした。揃いのハッピもカッコイイよかったです!

写真1

続いて、ポスター、標語、作文の表彰が行われました。ステージ上では皆さん緊張していましたが、笑顔がとても素敵でしたね! 作品は会場ロビーに展示され、たくさんの方に見ていただきました。
講演会では、上原先生が普段接している学生の様子から、「スマホの影響」や「人との関わり方」についてお話をいただきました。先生は日ごろ「若い人はもっと力があるのに、それを出せていないのでは?」「小さい頃から様々な体験が足りないのでは?」と感じているそうです。そこで先生からこんなアドバイスがありました。「スマホが当たり前の時代だからこそ、もっと実際に顔を合わせて挨拶をしよう!」「仲間と一緒に、生身の体験(実体験)をしよう!」等々。わかりやすい事例をもとに、今の子どもたちの「生き方」、「親の関わり方」など親子で一緒に考えるきっかけをいただきました。
全体を通じて改めて感じてことは、「子どもたちは様々な経験から学び、成長するもの」だということです。便利なものは溢れていますが、人との関わりや、仲間との体験が希薄にないように注意すること。ステージ上で発表してくれた子どもたちに、一番大切なことを教えてもらったのかもしれません。

写真2写真3