2015年8月21から22日に第63回日本PTA全国研究大会札幌大会が開拓の歴史を刻む道都・札幌市において開催されました。「ひろがれ 子の未来(ゆめ)!つながれ親力(おやりょく)!今 札幌から始まるこれからのPTA」を大会スローガンに、全国から都道府県・郡市PTA役員の皆さんが参加し、長野市PTA連合会からも正副会長・事務局の皆さんで出席致しました。

初日は分科会という事で、第1~8分科会と特別第1・2分科会の併せて10の分科会が開催され、私たちもそれぞれの担当・対応する分科会に参加致しました。私も水野会長とともに特別第2分科会の『子どものための情報モラル』~子どもたちの現状とネット炎上~という研究課題の分科会に参加しました。

近年、子どもたちのメディア環境が大きく変化しており、スマ-トフォン等の長時間使用による生活習慣の乱れや、容易に情報を入手・共有・発信でき、不適切な利用による犯罪被害、プライバシ-の問題などにつながるケ-スが年々増加していること。そこで、スマ-トフォンなどの利用によるネット依存やSNS等の利用に伴うトラブルの課題解決にむけて、その対応策を考える講演でした。

メディア環境は日々進化をしており、様々な情報が世界中に拡散してしまう危険性。子ども達がその危険性を自ら考え、使い方をコントロールしなければ取り返しがつかない。といった内容の講演で、私たち長野市PTA連合会としても大きく関わらなければならない課題であると改めて感じました。

翌21日は全体会という事で、記念講演が開催されました。全体会記念講演 の演題は「あなたは子どもたちの想像力を育てていますか」と題して講師として倉本聰氏による講演でした。子どもの想像力とはどのように育てていけばよいのか、倉本氏の経験談も交えながらとても為になる記念講演でした。

大変大勢の参加者が集い、日本のPTA活動の大きさを実感致しました。

(副会長 志川)