◆日時:平成29年9月2日(土)13:00~16:30
◆場所:長野市立塩崎小学校
◆主催:長野市PTA連合会 南部ブロック協議会
◆主管:塩崎小学校PTA
◆参加人数:153人(男性 28名、女性 125名)

平成29年度南部ブロック親の会が塩崎小学校にて開催されました。

◇開会式
南部ブロック・笠井ブロック長(信里小PTA会長)と長野市PTA連合会・大矢会長のお話から始まりました。
参加された皆さんに向けて、何か一つでもいいから持って帰っていただける「気づき」や「学び」があることを熱く語っていただきました。

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◇講演会
演題:「人は人と生きてこそ人」
講師:高山 さや佳 氏(NPO法人HappySpotClub代表理事)

講演は「123,000」という数字が何の数字なのかを考えるところから始まりました。
講師の高山さんは積極的に参加された皆さんにマイクを向けて考えを聞いて回りました。

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答えは「不登校の児童の数」でした。
高山さんが代表理事をしているハピスポでは不登校など心に傷を持った十代をサポートしています。
どんなに不安でも、どんなに辛くても、どんなに怖くても、「死にたい」と思うのではなく、「生きたい!」と思う気持ちを大切にしたい。そして、「ありのままをそのままに受け入れる」そんな周りのサポートが子どもたちの心を楽にしてくれることを学びました。

<講演を聞いた皆さまの感想>
・子どもに限らず出会った人々のそのままを受け入れていけば、自分ももっとラクに生きられるのかと改めて気づかされた。
・コミュニケーションについてよく考えるチャンスができました。相手の周波数に合わせる。
・親との接し方について再度考え直すことが多々ありました。もっと自分の意見を話せるようになりたいです。
・身近に障がい者もいるのにつながりが薄かったなと反省した、色々考えさせられた。
・色々な人間がいるので、そのままの姿で受け入れていける世の中に、ますますなればいいと思いました。
・当たり前に学校に行ってくれている、すごく幸せなことだと改めて感じました。
・うちの子も不登校だったのでとても参考になりました。
・参加者への質問があったりして聞くだけではなく、参加できる講演で楽しかったです。
・悩んでいる子どもたちが多い社会になってきていると思っていたので、いい機会でした。

◇分散会
テーマ:マンダラチャートを使った分散会
第1分散会テーマ:「親子のコミュニケーション」(通明小学校)
第2分散会テーマ:『「出来た!」が増えた、その時に』(篠ノ井西小学校)
第3分散会テーマ:「見つめ直そう!親子のきずな」(共和小学校)
第4分散会テーマ:「つながりを深めるには」(大岡小中学校・塩崎小学校)
第5分散会テーマ:「学校・地域・家族のつながり」(篠ノ井西中学校)

各分散会でテーマを決めて、そのテーマにそった参加者の皆さんの意見を附箋(ふせん)に書き出します。書き出した附箋をマンダラチャートに貼り出しながら書いた内容を発表していきます。同じ内容だったり似た意見をまとめてグルーピングしていきます。

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同じ悩みや同じ意見を持った人がいるということに気づくことができたり、自分で悩んでいた課題がほかの方の話を聞いて、悩みを解決するためのヒントに気づくことができたり、たくさんの「気づき」「学び」に出会うことができた分散会になったのではないかと思います。最後にグループ毎にまとめて発表していただきました。

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講評として、各分散会担当校の校長先生より、皆さんの意見や悩みをふまえてアドバイスをいただきました。

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<参加された皆さまの感想>
・同じ子どもを持つ親としての交流の場はすごくよかった。分散会は他校ともいろいろ話が聞けて新鮮な気持ち、楽しかった。
・分散会のテーマ、マンダラシートが難しかった。
・改めて気づくことができてとてもいい勉強になりました。
・子育てのなかでの悩みを相談できたので良かったです。
・付箋に貼って意見や話ができ、会の進め方がよかった。
・自分の気持ちと皆が同じだったり、同じ悩みだったり、つながりが持てて良かった。
・お父さんの参加もあったので、両親で子育てをすることが重要だと深く感じました。
・自分の学校の保護者ともたくさんの方と話をしてみたいと思いました。

◇最後に
塩崎小学校役員の皆さま、準備や段取りありがとうございました。
リハーサルや当日朝からの準備に参加させていただきましたがみなさんのチームワークの素晴らしさに感動しました。素敵でした。ありがとうございました。

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