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◆日時:平成29年7月8日(土)9:30~11:30
◆会場:湯谷小学校
◆事業名:長野市キッズサミット
◆テーマ:「家庭」におけるインターネット利用のルールづくり ~子どもの気持ち、親の気持ち~
◆主催者:長野市PTA連合会 西部ブロック協議会

総務省のまとめによると、平成28年には、国内でインターネットを利用できる人が1億人を超えました。そしてその9割以上が携帯端末であり、うち8割が常時ネットとの接続が可能な状態だということです。

利用目的を見ると、メールやSNSといった友人知人とのコミュニケーションが圧倒的に1位。情報の検索や商品の購入、動画の閲覧、オンラインゲームと続きます。小学生や中学生は家族共有タブレットや、ゲーム機を介してのネット利用もあります。

このような世の中にあって、その利便性の陰にあるデメリットやリスクといったものにも目を向け、ネットリテラシーを親子で育む取り組みが各地で始まっています。ルールの一方的な押し付けや過度の抑制だけでは逆効果な場合もあります。

市P連の新たな取り組みとして、西部ブロックでは、ブロック内の各小中学校の代表の児童・生徒が集まり、壇上やテーブルでさまざまな意見交流を通して、自ら考えて気づき深めることを目的とした「長野市キッズサミット」を開催しました。

平成29年キッズサミット概要

ネット利用時間に関する課題、注意するべき危険性について話し合う内容や発表は、的確かつ具体的で、会場の大人たちが逆に驚き、感心する場面も。

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昨今のPTAの研修会や親の会は、とかく講演会形式が多く、そのテーマや講師の選択に重点がいってしまいがちですが、今回の取り組みは、子どもたちの主体性を活用しつつ、参加した大人全員を能動的にするという意味でも、今後のあり方のヒントに溢れるものでした。

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