▲長野県立大学の新校舎のエントランス

▲長野県立大学の新校舎のエントランス

◆日時:平成30年7月7日(土)9:30~12:00
◆会場:長野県立大学 三輪キャンパス
◆参加人数:142名(男性10名、女性128名、子ども4名)

平成30年度の西部ブロック親の会研修会が開催されました。

次第
1 開会
2 あいさつ
3 来賓祝辞
4 研修

◇研修1 長野県立大学の概要について
講師:長野県立大学 学務課長 金子 功 氏

◇研修2 キャンパス見学
<グループ編成>
1班:鬼無里小・中、戸隠小、加茂小、戸隠中
2班:城山小、城東小、西部中
3班:湯谷小、柳町中
4班:芋井小、三輪小

休憩

5 講演
(1) 講師紹介
(2) 講演テーマ:子どもの成長を促す親の関わり方
講師:長野県立大学健康発達学部 准教授 加藤 孝士 氏
(3) 質疑応答
(4) 謝辞
6 アンケート記入
7 閉会

<金子 功 氏のお話>

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信州大学の10分の1の規模の大学であるからこそできることがある。
・1年目の全員寮生活をする意味
・4学期制による重要性
・2年次全員の海外留学について
・学生が勉強する環境づくり
・様々なサポート体制の充実

など、つい先日、でき上がったばかりのパンフレットをもとに、県立大学の特色についてお話くださいました。

<キャンパス見学>

▲グループごとにキャンパスを見学

▲グループごとにキャンパスを見学

▲B1~3Fまでの校舎

▲B1~3Fまでの校舎

▲ガラス張りの教室。可動式の机と椅子

▲ガラス張りの教室。可動式の机と椅子

▲学食(今時なのか現金よりデジタルマネーが優先されていた)

▲学食(今時なのか現金よりデジタルマネーが優先されていた)

▲旧校舎も今年度中に解体され、公園のような前庭ができるとのこと(パンフレットより)

▲旧校舎も今年度中に解体され、公園のような前庭ができるとのこと(パンフレットより)

<講演会>

▲講師近影

▲講師近影

▲講演の様子

▲講演の様子

・生き物は未熟な状態で生まれるものと、親と同じように動き回り食べ物を自分で取ることができるタイプの2つがあり、人は前者で親が子どもと関わる機会が多い生き物である
・親は子どもとの関わり方を知る必要がある
・子どもは不安を感じる際にはくっつき、安心であればたとえ見えなくても子どもは冒険に出られる
・親の関わりには安心感を与え、共感しつつ自分の想いを大切にすることが重要
・共感は難しい
・子どもの認識と親の認識は違うことに親は気づかない場合が多く、スタンスの違いによる
・人の成長はなだらかに進むものではなく停滞と成長を繰り返す
・停滞時期のケアが重要
・体と精神の成長ギャップが以前より増しているため、多くの支援が必要になった
・PDCA(Plan Do Check Act)よりもOODA(Observe Orient Decide Act)あらかじめ計画を立てて動くより、反応に合わせて計画を変更する方がうまく対応できる

少しキャンパス見学に時間がかかったために駆け足で進み、講師の加藤氏も終始時間がないことを気にされた講演となりました。それでも自分の子どものころに感じた想いを思い出し、親のエゴも織り交ぜてうまく折り合いをつけていきたいと思った講演会でした。