◆日 程:2024年9月21日(土)
◆会 場:長野市立更北中学校 三心体育館
◆参加者:約130名
◆担当校:更北中学校PTA、広徳中学校PTA

◆講師①:児玉 聡 氏(令和5年度 犀南ブロック長)
◆テーマ:親子で学ぶ防災教室  ~地域で発生する自然災害と対応方法~

◆講師②:高橋 ピン子 氏(豊野学園 豊野高等専修学校講師)
◆テーマ:生まれてきてくれてありがとう  ~誕生、命、性のこと一緒に考えてみませんか~

例年1テーマで研修会が行われておりますが、本年度は2名の講師をお招きし、2テーマでの研修会を行っていただきました。当日は、更北中学校において約130名ものPTA会員の皆様にご参加いただき、大変盛況な会となりました。

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児玉氏の講演では、私達の住んでいる地域「犀南地域」が2つの川が流れており『水害や土砂災害の危険が高いこと』『日常から行う防災の必要性・準備内容』『災害が起きた時の対処方法』などご説明いただきました。
日常からできる防災として、気象庁や国土交通省、長野県や長野市の防災情報がスマホのアプリを使用し災害への個人個人が意識を高めることの重要性や、非常持ち出し品の準備基準(食料や備品、用意するリュックの数や重さ)など、「もしも」の備えではなく【いざ】の備えに意識を変えていくことが【命を守ることに繋がる】と再認識する良い機会となりました。

高橋氏の講演では、『世界と日本の性教育の違い』『生まれてくることの素晴らしさ』『繋げる命の大切さ』として、子どもたちが性犯罪に巻き込まれないためにも「親子の対話が歯止めになる」とお話しをされていました。
仕事や家事でつい忙しいと親子の会話を後回しにしていませんか? 子どもたちが感じるのは「大人の態度」で、何を話されたかより、態度・目線・雰囲気などを覚えており、一生懸命な姿勢が大事であること。子どもたちは「必要なことは、はっきり・堂々と・真っ直ぐ」教えてほしいと思っていること。「性」に関して何歳ではなく、聞かれた時(年齢)がその子にとって必要な時期であること。現代は、SNSやインターネットなど情報の入手が簡単にできる反面、嘘の情報も多数あり、命を守ることとは、私達がいかに子どもたちの声に耳を傾け、一生懸命に向き合う姿なのではないかと見直す良い機会となりました。

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ご準備いただいた小林会長を筆頭に更北中学校PTA、広徳中学校PTAの皆様、大変お疲れ様でございました。