◆日時:2月4日(土) 13:20~16:15
◆会場:大豆島総合市民センター
◆内容
○講演会
講演:「子どもとのコミュニケーションを考える」
講師:上村 恵美子 氏(信州大学学術研究院教授)
○分散会
◆出席者:単位PTA保護者代表者 1名

各学校の代表者が1名ずつ参加して行われる「単位PTA保護者代表者会」の第2回目が開催されました。
保護者委員長が参加されるとあり、集まったのは主催側を除きすべてが女性の方で、広報の撮影を兼ねて出席をした男性の私には、とても緊張感があるものでした。
母親委員から名前を変えましたが、父親の参加にはまだまだこれからだなという印象です。

はじめに講演会が行われました。
テーマは「子どもとのコミュニケーション」ということで、まずは参加者同士の交流をはかるため、席を立っての演習が行われました。
制限時間の中で、なるべく多くの参加者と自己紹介をし合ったり、ジャンケンで何回勝てるか、また何回あいこを続けられるかなどを行い、すぐに会場の雰囲気が和みました。

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また4人でグループを組み、自分の子どもの自慢できることや、子どもと話したいことは◯◯ですなど、コミュニケーションに関わることにも触れたトークが行われました。

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後半は着席しての講演となり、子どもはなぜ反抗するのか、いつから反抗するようになったのかなど、主に思春期(第二次反抗期)のお子さんに対しての接し方を教えてくださいました。

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話しやすい雰囲気づくりをするのが良く、テレビを見ながら、同じ作業をしながら、また、送ってと頼まれた車の中でなど、それは各家庭によっても違うとのことで、最後には、子どもにとって、話し合える人がいるという安心感が大切だというまとめとなりました。
上村先生、ありがとうございました。

そのあと、なるべく同じ年代のお子さんをもつ保護者同士が10人位のグループに別れ、子どもとのコミュニケーションについての分散会が行われました。

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各グループで様々な話し合いができたようで、最後に3つのグループの発表がありました。
毎日、お子さんに対して同じことで注意をしてしまうが、できていないところを指摘するのではなく、こうしてもらえると嬉しいなあなどと、接し方を変えてみるのもいいのではないかという案もあがっていました。

閉会後は、知り合った保護者同士で情報交換し合ったり、連絡先を交換する姿もあったりと、日ごろ育児のことで悩みの多い保護者の皆さんが、その悩みを相談し合える、大変有意義な時間であったのではないかと思います。
同じようなテーマで、父親主体の講演会・分散会などあれば、また違った話題があがったりするのだろうと興味深く感じました。

主催者の皆さま、参加者の皆さま、大変お疲れ様でございました。

山王小学校PTA会長 近藤 真也