◆日時:平成29年10月21日(土)13:30~16:20
◆会場:長野市芸術館 メインホール
◆主催:長野市教育委員会
◆共催:長野市PTA連合会
◆参加人数:489名

今年の長野市青少年健全育成フェスティバルは、長野市芸術館メインホールを会場に、500名近い方にお越しいただき盛況に開催されました。

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発表のはじめは、高校生で組織する「長野シニアリーダーズクラブ」所属の皆さんです。

シニアリーダーの皆さんは、普段は市内の育成会や子ども会の行事への派遣依頼に応じて、子どもたちに会議の進め方や行事の計画の立て方を教えたり、レクリエーションで子どもたちを楽しませたりしてくれています。

今回はレクレーションをひとつ教えていただきました。右手は上下に2拍子、左手は三角形を書くように3拍子、左右違う動きをする中で、6拍目で両手が元の位置に戻ってくるリズム体操でした。ゆっくりならばできた人もスピードが速くなると慌ててしまい、うまくいかなくて笑い声も。会場はとても和やかな雰囲気となりました。

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続いては、地域の子どもたちのステージ発表が2グループよりありました。「山王小よさこいクラブ」の皆さんには、平成27年善光寺御開帳を契機に開催した「NAGANO善光寺よさこい」によりはじまった、善光寺よさこいを披露いただきました。子どもたちの笑顔あふれるステージでした。

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次に「ナナ エンターテイメント スクール」の皆さんのステージでした。ヒップホップ系のダンスですが、ステージ上での躍動感あふれるダンス、子どもたちは緊張しないのかな? と思わせるほどのイキイキとしたステージでした。

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続いては、青少年健全育成作品コンクールの優秀作品表彰式がありました。市内の児童・生徒から青少年の健全育成に関わる標語・ポスター・作文を募集し、本年度は、応募総数1,188点の中から、最優秀賞12作品、優秀賞23作品が表彰されました。

代表作品の発表では、作文「家庭の日」部門最優秀賞に輝いた6年生の児童より「宝物」の作文を朗読していただきました。

家族と助け合い思いやりながら過ごしている時間が誇り。友だちが教えてくれた「支え合い」「努力」。そんな大切なことを教えてくれる「家族」と「友だち」は、ぼくにとってかけがえのない「宝物」という発表に、心が洗われる思いでした。

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最後に、タレント・ラジオパーソナリティーである松山三四郎さんの講演があり、「一瞬懸命 ~今を生きる~」と題しお話しいただきました。

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いつもラジオやテレビなどで聞く以上の熱い語り口調で、「人の憂いに寄り添うことが強い人になること」「多くの挫折が人を育てること」「自己肯定感と自己有用感、人生をあきらめないことが生きていく上で大きな力になること」など、力づけられる言葉が多くありました。来場された皆さんも、今を生きる大切さを改めて感じさせられる機会になったのではないかと思います。

会場外では、作品コンクール優秀作品の展示のほか、成人指導者の皆様の作品の紹介と、バルーンアート体験コーナーが設けられ、そちらにも多くの子どもたちで賑わっていました。

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