◆日時:平成29年7月2日(日)14:00~15:30
◆場所:長野市立吉田小学校 体育館
◆講師:山口 有佐(ありさ)先生(子どものための出張ヨガ教室 えがおkids代表)
◆テーマ:「親子で体験!キッズヨガ」~ヨガでつながる心と身体、私の可能性~
◆参加者:未就学児4名、小学生93名、中学生10名、保護者116名 計223名
▲講師の先生方
(写真左から)山口有佐先生、荻原道子先生、稲田真弓先生、小林素子先生、小池抄苗先生
今年度の北部ブロック研修会は、講師に山口有佐先生をお迎えして親子でヨガを体験しました。
始めに行われた開会式では「長野市大人と子どもの心得八か条」を唱和した後、主催者代表として北部ブロックの石澤会長、北部中学校の清水誠一校長、長野市PTA連合会の大矢洋丈会長よりご挨拶をいただきました。
続いてプログラムの開始です。講師の山口先生は、長野市放課後子ども総合プランのアドバイザー、全米ヨガアライアンスチャイルドヨガインストラクターなどもされ、ご自身も子育て真っ最中のお母さんです。
まず、スライドを見ながらヨガについての説明をしていただきました。山口先生のヨガは「YOGA ed.(ヨガエド)」というアメリカで作られたヨガです。ed.(エド)というのはeducation(教育)の略で、ヨガ実践を通して、教育に変化をもたらすことを重要視したプログラムで、米国42州、世界16か国の教育現場で活用されているヨガだそうです。
「ヨガで自分を大事にする時間を感じて欲しい。ヨガは自分を愛する時間」
最近では、サッカーの長友選手が『ヨガ友』という本を出版したということも紹介しながら、ヨガがストレッチと筋肉トレーニングという肉体面のトレーニングだけではなく、ヨガを行い、続けることは、精神面でのトレーニングにもなることを説明してくださいました。
さらに、自己肯定感が低いといじめの加害者にもなりやすいことを例に挙げながら、ヨガを通して自分の体の痛みや気持ちよさを感じながら、自分を大事にする時間を持つことが自己肯定感を高めることにつながることを説明し、ヨガを通して自己肯定感を高めて欲しいとおっしゃっていました。
説明の後は、早速ヨガの開始です。
まずは呼吸法を行い、静かな自分を感じ、心と身体のつながりを体験しました。次にヨガのポーズを教えていただき、自分の体と心の状態を確認し、呼吸を深めたり、代謝を高めたりすることを体験しました。親子でポーズをとることで、1人で行うヨガと、相手がいる時のヨガの違いを体感しました。 ポーズの中には、星のポーズや戦士のポーズなど、子どもたちにもわかりやすい、興味を引き付けるものもあり、ヨガそのものの良さだけでなく、親子で手を取り合ってポーズをとることで、スキンシップ、コミュニケーションをとりながらのヨガ体験となりました。
参加者全員で元気に取り組むものや、体育館の床に全員で寝そべり、ゆったりとした音楽、山口先生の優しい語りかけの中、自分の呼吸を意識したり、瞑想を行ったりすることで、心が癒され、親子で安らぎを感じる癒しの時間を過ごしました。
<感想>
・笑顔があふれ、楽しくプログラムに取り組むことができた。
・講師の皆さんが全員明るく、とても楽しく元気がもらえた。
・親子でやったゲームがよかった。家でもまたやってみたい。
・リラックスした気分で、自分を見つめ直すことができた。
・じんわりと汗をかき、いい運動になった。体を伸ばして気持ちよかった。
・心を癒す瞑想があり、元気が出た。
・もう少しヨガ体験の時間を長くして、いろいろなポーズを楽しみたかった。
・親子で思い出に残る楽しい研修会だった。
・親子で一緒に体を動かす機会が減っている中で、親子の触れ合いができて参加してよかった。
・ヨガだけでなく、心の身体の話を聞くことができ、素晴らしい体験ができてよかった。
・子育ての悩みやストレスで身体が不調だったので、先生の言葉に泣きそうになった。頑張り過ぎず、頑張りたい。
・慌ただしい日々の中で、自分の呼吸、身体に耳を傾け、少しでも癒しの時間を親子で過ごすことができ、有意義な研修会となった。